こんな記事です
給料日になると複数のATMを回り、返済と借入を繰り返す。そんな日々を送っていた時期が私にもありました。420万円の借金を任意整理で120万円以上減額した体験者として、ATM巡りの日々がどんな状態だったか、どう抜け出したかを正直に振り返ります。
✏ この記事を書いた人
つねきちアキラ(@gzqax6wn)
✅ 任意整理体験者
✅ 借金420万円 → 120万円以上減額に成功
✅ 毎月支払い16万円 → 6万5千円に軽減
✅ 5年完済計画で現在返済中
給料日後、複数のATMを回っていた日々

給料日の夕方、私はいつも同じことをしていました。A社のATMで引き出し、B社の返済に充て、C社のATMでまた引き出す。給料が入った日の数時間だけで、3〜4社のATMを回ることもありました。
傍から見れば異常な行動だったと思います。でも当時は、それが「普通の月末作業」でした。
✅ 給料日の数時間で複数社のATMを回るのが日常になっていた
✅ 「返済のための借入」を繰り返す、いわゆる自転車操業の状態
✅ 本記事では、その日々がどう始まり、どう終わったかを体験として記録する
※ 自転車操業の仕組み・サイン・抜け出し方の一般的な解説は、こちらの記事で詳しく整理しています。本記事はあくまで一人称の体験記です。
📖 任意整理の基本から知りたい方はこちら
なぜ「ATMを回る」という行動が始まったのか

最初は1社のキャッシングだけでした。生活費が一時的に足りず、「今月だけ」のつもりで借りたのが始まりです。
✅ 1社目の返済日に手持ちがなく、別の会社から借りて埋めた
✅ それが2社、3社と増えていき、返済日がずれているおかげで「回せている」感覚になった
✅ 新しく借りられる限度額がある限り、表面上は「破綻していない」ように見えた
怖いのは、この状態が本人には「まだ大丈夫」と感じられてしまうことです。実際には、借金の総額は毎月少しずつ増えていました。
1日のルーティン:どの順番で、どの店舗を回っていたか

当時のルーティンを、恥を忍んで記録しておきます。
✅ 給料日の午後、まず返済額が一番大きい会社のATMへ向かう
✅ そこで引き出した現金で、別の会社の返済窓口・ATMに移動する
✅ 1社では足りない分を、別の会社の新規借入でカバーする
✅ 1〜2時間かけて、3〜4店舗を回ることが月末の「作業」になっていた
この移動ルートを、まるでルーティンワークのように覚えてしまっていたことが、今振り返ると一番怖い点です。
「借りて返している」という感覚が麻痺していく過程

最初の数ヶ月は「これはまずい」という罪悪感がありました。しかし、それを続けるうちに感覚が変わっていきます。
✅ 「今月も無事に回せた」ことが、むしろ小さな達成感になっていった
✅ 借金の総額ではなく、「今月の返済が払えたか」だけを見るようになった
✅ 新しいカードやローンの審査に通るたびに、「まだ借りられる=大丈夫」と誤解した
この感覚の麻痺が、自転車操業を長引かせる一番の原因だったと今は思います。
実際、この「回せている」期間に借金の総額がどれだけ増えていたのか、金利の仕組みに基づいて簡易シミュレーションしてみた記事も書きました。
数字で見る増加の怖さ
限界に気づいた瞬間

限界が来たのは、ある月、どのATMを回っても「借入可能額が残っていない」会社が複数になった日でした。
✅ 新規の借入枠が尽き、「回す」こと自体ができなくなった
✅ その月の返済額を工面できず、初めて支払いが遅れた
✅ 「限度額がある限り続けられる」という前提そのものが崩れた
借りられなくなった瞬間、初めて現実の借金総額と向き合うことになりました。420万円という数字を正確に把握したのも、この時が最初でした。
ATM巡りをやめて、任意整理に切り替えた理由

限界に気づいた後、私が選んだのは「もっと借りる方法を探す」ことではなく、任意整理でした。理由はシンプルです。
✅ 新しい借入先を探すことは、問題を1ヶ月先延ばしにするだけだと分かった
✅ 複数社にまたがる借金は、弁護士に依頼すれば一括して交渉してもらえる
✅ 和解が成立すれば、毎月の返済額が固定され「ATMを回る」必要がなくなる
実際に依頼した結果、420万円の借金が120万円以上の減額に成功し、毎月16万円だった支払いが6万5千円に軽減されました。何より大きかったのは、もう「今月はどこを回ろう」と考えなくていいことでした。
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よくある質問(FAQ)

Q. 複数のATMを回って返済と借入を繰り返すのは、どのくらい危険な状態ですか?
新しく借りられる限度額が残っている間は表面上「回せている」ように見えますが、借金の総額は毎月少しずつ増えています。限度額が尽きた瞬間に返済が行き詰まるため、早めに総額を把握し専門家に相談することをおすすめします。
Q. 複数社から借りている場合、弁護士と司法書士どちらに相談すべきですか?
認定司法書士が代理できるのは1社あたり140万円以下の借入までです。複数社にまたがり合計額が大きくなっているケースでは、代理できる金額に上限のない弁護士に相談する価値が高いといえます。
Q. 任意整理をすると、ATMを回る生活は本当に終わりますか?
和解が成立すれば、各社への返済が毎月固定の金額に一本化されます。新しく借りて返済に充てる必要がなくなるため、ATMを回る生活そのものが不要になります。
まとめ

この記事のチェックポイント
- 複数のATMを回って返済と借入を繰り返す状態は、典型的な自転車操業のサイン
- 新しく借りられる限度額がある限り「大丈夫」に見えるが、借金の総額は増え続けている
- 借りられなくなった瞬間に、初めて現実の総額と向き合うことになる
- 複数社にまたがる借金は、代理できる金額に上限のない弁護士への相談が向いている
- 任意整理で返済が毎月固定額に一本化されれば、ATMを回る生活そのものが不要になる
「今月もなんとか回せた」を繰り返しているなら、一度その状態を誰かに正直に話してみることをおすすめします。
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※当記事は個別の法的アドバイスを目的としたものではありません。具体的なご相談は弁護士・司法書士にお問い合わせください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
